43歳。独身。
交際している人はいるけど結婚の予定はない。東京近郊の賃貸ワンルームマンションに一人暮らし。家賃48,000円。車は持ってない。仕事は日用品の小売店の社員。勤続約1×年のベテラン。初めて長く続いた仕事だった。(まだ過去形にするのは早いが)
自己肯定感の低下と不平不満
キャリアの頭打ち + コロナ禍=急降下するお給料。『転職したい』『私は籠の中の鳥なの』『ここから出して』・・・なんて被害者面しても現実は厳しかったんだ。そういえばそうだった。そんな当たり前のことを思い出す。
そう。まさに今の会社に入社する前、大学卒業からの約5年間の出来事たち。ボロボロだった自分に勇気を取り戻させ立ち直るチャンスをくれたのは間違いなく今の仕事。今の会社だ。
でもこの数年思うように成果が上げられなくなってきていた。だから、だんだん待遇が悪くなっていってもずっと我慢してきた。
事件が起きる
でも我慢の緊張の糸はある時ぷつりと切れてしまう。その結果、思いつくままに不満を言ってしまった。
一方的な自分の発言は己の至らなさを表していた。それを聞いた上司はびっくりして残念そうだった。そして熱くなってしまっていることは自覚できていたので、急に冷静さを装い始め、表だけ取り繕われた冷静さが勝手に言葉をこねくり回し始めた。すると、今まで自分が進んでやってきたはずのことまで『仕方なくやっていた』と受け取られかねないような否定的な発言をしてしまった。一瞬自分でも『あれ?』と思った。でもその時はそれよりも冷静に話し切った安堵感のほうが大きかった。馬鹿だった。
散会後、すぐに後悔の波がやってきた。そしてあっという間に僕を飲み込んでいった。
・・・気が付いたら砂浜に打ち上げられていた。まだ呼吸している。助かったんだ。こんな話は創作ならよくあることだけど、まさにそんな感じで、今、ギリギリ踏みとどまっている。
自分らしさを捨てずにもう一度成長したい
言ってしまった言葉は取り返すことができない。だから行動で示すしかない。最近うまくいかないことが続いて自己嫌悪ばかりの自分にもともとあったはずの『愛せる部分』を取り戻していきたい。あわよくばもっとその部分を大きくしたり、新しく見つけて増やしたり育てていきたい。
日常をつづりながら過去や未来に思いをはせたことを記録していきたい。ぱっと見よくいる冴えない40代の男にだって訳がある。そんな訳を聞いてみたい方。反面教師にしたい方。今まさに同じ思いを共有してくれる方。そんな方と出会えたらいいなと思っています。よろしくお願いします。
(おまけ)誰にだって訳がある
それではモンティさん曲紹介をお願いします。
思い通りにいかない時・他人からどんなふうに見られてるか不安な時、帰り道に投げやりに口ずさむとスッキリしますよ。青臭いって言われてもここが好きなんです。
映画『さよならくちびる』から ハルレオ で 『誰にだって訳がある』です。
誰にだって 訳があって
今を生きて
私にだって訳があって
こんな歌を歌う
全部分かって欲しい訳じゃないけどさ
そういう事だって 言いたいだけ
『誰にだって訳がある』 ハルレオ
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